【見落とし厳禁】スマホの中に潜む「デジタル遺産」の罠!仮想通貨やネット銀行の相続税対策_121

対象読者: はじめて相続を経験する方
所在地: 神奈川県二宮・大磯・国府津・小田原・平塚

神奈川県二宮・大磯・国府津・小田原市・平塚市エリアの方限定!まつお相続税理士事務所にご相談ください。

初回30分無料相談はこちら

はじめに

「うちの親はアナログだから、ネット資産なんて持っていないはず」 本当にそう言い切れるでしょうか? 2026年現在、ネット銀行や証券、仮想通貨(暗号資産)の普及により、「家族が把握していない財産」がスマホの中に眠っているケースが激増しています。

デジタル遺産は、目に見えないからこそ相続発生時に見落とされやすく、後の税務調査で「申告漏れ」を指摘される最大の原因となっています。今回は、デジタル資産を賢く、安全に引き継ぐためのポイントを解説します。


家族も知らない?「デジタル遺産」が税務調査で狙われる理由

相続税の調査において、税務署は「故人のスマホ」を直接見ることは稀ですが、「銀行口座のお金の動き」は徹底的に調べます。

ネット証券への入金履歴や、仮想通貨取引所への送金記録があれば、「ここに関連資産があるはずだ」と即座に特定されます。デジタル上の取引はすべてログが残るため、アナログな財産よりもむしろ足がつきやすいのが特徴です。


仮想通貨(暗号資産)の相続税評価はどう決まる?

ビットコインなどの仮想通貨を相続した場合、その評価額の算出には注意が必要です。

1. 相続発生時点の「時価」が基準

原則として、「被相続人が亡くなった日の時価(業者公表の価格)」で評価します。ボラティリティ(価格変動)が激しいため、数日の差で評価額が大きく変わることもありますが、相続時点での価格が固定されるため、その後の暴落は考慮されません。

2. パスワード紛失でも課税される?

「秘密鍵やパスワードが分からず、一生引き出せない」という場合でも、税務上は「価値があるもの」として相続税の対象になるのが原則です。 ただし、客観的に「紛失して二度と復元できない」ことが証明できれば、評価をゼロにできる可能性がありますが、そのハードルは極めて高いのが実情です。


ネット銀行・ネット証券の相続でよくあるトラブル

通帳がないから気づかない

ネット専用銀行は「紙の通帳」が発行されません。遺品整理でキャッシュカードが見つからなければ、家族はその存在に一生気づかないかもしれません。しかし、税務署は把握しています。この「認識のズレ」が申告漏れを生むのです。

スマホのロックが解除できない

デジタル遺産の管理画面にアクセスするためには、スマホの生体認証やパスワードが不可欠です。本人が亡くなった後、ロックが解除できずに「どの取引所にいくらあるのか」すら調べられないというトラブルが多発しています。


税務署は「取引所のデータ」をすべて把握している

国税庁は、国内外の仮想通貨取引所に対して照会権限を持っており、高額な取引を行っている個人をリスト化しています。また、2024年以降の改正により、海外口座を利用した資産隠しに対しても、各国当局との情報交換がさらに強化されています。「ネットだからバレない」という考えは、今の時代、通用しません。


今日からできる「デジタルエンディングノート」の作り方

家族をトラブルから守るためには、生前の準備がすべてです。

  • ID・パスワードではなく「資産の場所」を記す: セキュリティ上、パスワードを紙に書くのが不安なら、「〇〇銀行と〇〇取引所に口座がある」という「存在のリスト」だけでも残しておきましょう。

  • 緊急時の連絡先: スマホのロック解除方法や、二段階認証の設定状況などを、信頼できる家族にだけ共有しておく仕組み(スマホの「故人アカウント管理機能」など)を活用しましょう。


まとめ

デジタル資産の相続は、従来の土地や現金の相続よりも「スピード」と「正確な情報」が求められます。

「スマホの中身はプライバシーだから」と遠ざけず、まずは家族の財産がどこにどれだけあるのか、地図を作ることから始めてください。もし、ネット資産の評価や申告に不安がある場合は、早めに最新の税制に精通したプロへ相談することをお勧めします。

対象読者: はじめて相続を経験する方
所在地: 神奈川県二宮・大磯・国府津・小田原・平塚

神奈川県二宮・大磯・国府津・小田原市・平塚市エリアの方限定!まつお相続税理士事務所にご相談ください。

初回30分無料相談はこちら

もしよろしければいいね!やフォローお願い申し上げます。

最新の情報をお伝えします。

投稿者について

松尾大志

■九州・福岡県出身 1979年11月生まれ 妻と子3人家族 犬好き 
■松尾大志税理士事務所 代表税理士 所属:東京地方税理士会 平塚支部 登録番号:143396
■税理士試験5科目官報合格 
合格科目 簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法・相続税法
■事務所経営の傍ら、㈱TAC税理士講座「相続税法」非常勤講師を兼務
■平均年齢65才以上といわれる税理士業界では、若手に分類されるアラフォー税理士です。
若さを活かしフットワークの軽い、話の分かる税理士であることを信条にしています。
■相続税申告、生前贈与対策、事業承継対策、準確定申告、贈与税申告、不動産評価、未上場株価評価、相続手続き代行を中心にお客様の安心のためのお手伝いをさせていただいております。ご要望を傾聴し、心に寄り添えるような仕事を目指しています。
■経歴
・相続税申告100件以上、株価評価100件以上、不動産評価100件以上の相続税評価実績あり
・東証一部上場企業㈱キャピタルアセットプランニングにて、相続事業承継コンサルティング業務に従事
・複数の税理士法人にて相続税申告、事業承継対策、法人税申告、所得税申告、消費税申告、財務経理アドバイザリー業務に従事
■これからの展望
・不動産好きが高じ、ついに不動産鑑定士の資格取得を決意。2024年合格予定? 事務所経営の傍ら日々勉強中
税理士×不動産鑑定士のダブルライセンスを目指す。相続税申告、生前贈与対策、不動産評価、株価評価に特化した組織経営を目標に一歩ずつ日々前進しております。
連絡先 e-mail:matsudai1117@gmail.com ☎090-5481-8126※営業の電話は固くお断りします。お仕事のご依頼お見積りご相談専用の電話番号です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です